親バカっていうか、バカのブログ。

子育て始めました。冷やし中華は休んでます。

ベビーフードという魔物

改めて、あずきバーの旨さに打ちひしがれている昨今。
息子、10ヶ月になりました。
離乳食について書いてみたいと思います。

「離乳食をあまり早く始めるとアレルギーになりやすい」(←ホントなの?)
そんな情報にネットの海で出くわしてビビったのと、いえいえ本当は猛烈に面倒くさかったので、微妙に遅れて6ヶ月から始めた離乳食(普通は5ヶ月からなんですよね?)。

一度にたくさん作って冷凍ストックというのが離乳食の定番だと思うのですが(友達がいないので本当に定番かどうかはわかりませんが)、
離乳食を始めた当初は、

冷凍ストックなんてしない!
私は毎回、イチから手作りするの!
だって赤ちゃんの初めての食事なんだもの、なるべく美味しいものを食べさせたいわ!

と、正論を振りかざして(友達はいないので旦那に向かってですが)がんばっていましたが、
ほとんど数日でそんなこと言ったっけ状態となり、その後は冷凍ストックを作りまくる日々を送っております。

地獄のみじん切り時代、
初めてコーンをあげた時は、皮を剥いた方がいいらしいというネット情報を信じ、
おびただしい量のコーンの皮を一粒一粒剥くという果てしない作業に身を投じたこともありました。
後日、離乳食の先輩でもある妹に「私は別に剥かなかった」と言われた時の衝撃といったら、筆舌しがたいものがありました。

そして現在、
食材もジョジョに粗くなり、
おかゆも5倍がゆかそれ以下に。
作る手間はだいぶ楽になったような気がするけど、
代わりにやってきたのが、3回食地獄です。

3回食は辛い。というかものすごく面倒くさし。
離乳食の合間に生活しているかのごとく、
一日がほぼ離乳食で終わります。それは嘘です。
でも確かにそれぐらい、離乳食に支配された毎日ではあります。

ところで、最初の方に言いましたが、
私は「NO冷凍ストック!」と正論を振りかざしていた女でしたので、
当然ならがベビーフードに対しても「NOベビーフード!」の姿勢を示し、
基本的には使わない方向でいこうと決めていたわけなのです。

ところが、この間、旦那の実家に里帰りした時に、
旦那の友達の宿に泊まることになりまして、
手作り離乳食を準備していくなんて無理ゲーということになったのです。
その時に薬局で手にしたのが、和光堂の栄養マルシェ「和野菜のベビーランチ」。
おかゆとおかずがセットになっていて、しかもスプーンまでついている至れり尽くせり。
まさにベビーのためのランチボックスといいますか。
とにかく・・・・・・・便利すぎる。
私は知ってしまったのです、蜜の味を。

その後は、家でも究極に面倒くさい時はレトルトのベビー食をとりいれたり、
外では前述のベビーランチで乗り切ったりと、
ベビーフードという魔物にすっかりほだされた毎日を送っています。

そういえば、妊娠中は
「赤ちゃんのオシリのために、絶対、布オムツ!」
と、わざわざ伊勢丹の出産準備フェアに出かけていって、
1万円近くかけて布オムツ一式を買ったっけ。
でも、産まれてからは心身が忙しくてそのまま放置。
生後2〜3ヶ月頃に一度使ってみたら、布オムツリレーのような状態に耐えかねて、
一度でお蔵入りしてしまった、そんな前科があります。

当事者じゃない時って、何かと正論言いたくなるんですよね。
でもやってみると、ことごとく打ち砕かれるという。
軟弱者ですみません。
というか、離乳食面倒とかいってごめんね息子。楽しんでるよ(ある程度)!