黄疸で死ぬほど悩んだこと
いつの間にか、息子、6ヶ月になりました。
それで、ものすごーく前に思える新生児期に、死ぬほど悩んだことが、下書きフォルダに書きかけで入ったままになっていたから、仕上げておきたいと思います。
それは、黄疸。
息子生まれる前は、まったくもって頭になかった、この赤子特有の症状。
肌が黄色くなるというやつかと思いきや、肌色は黄色というより、浅黒い感じに見えます。
これがあんまり強く出てると、一緒に退院できないわけです。
赤子だけ病院に居残って、日サロみたいなマシンに入って、光線療法というものを受けなければなりません。
黄疸は全員が出るわけではないみたいですが、息子はその顔色を見るに、出てるっぽかったのです。
なので、一緒に退院できなかったらどうしよう、退院の時にじーちゃんばーちゃん迎えにきて里帰りするのにな。予定狂うし、困るわぁ、と、ドキドキしておりました。
が、結果は、心配しすぎだったわけで、めでたく一緒に退院できました。
しかし!
退院して、里帰りしてからも、全然引く気配のない黄疸。
本とか見ても、普通は生後7日ぐらいまでには消えるとか書いてあるのに、息子は1週間過ぎても、2週間過ぎても肌色がなんか変!!
目は黄色くて、肌はなんだかどす黒い。
1ヶ月半先にうまれた妹の娘っこの、きれいな色白の肌と並ぶと、余計に目立つどす黒具合。
ひたすら黄疸について検索する日々。
おいオレ、黄疸博士になったよ!
そんな私、黄疸博士が調べた黄疸のことを書き留めておきますよ。
母乳の人は「母乳性黄疸」といって長引く傾向にある。
母親がO型、子供がA型かB型だと、黄疸が強く出ることがある。
しかし、そういう生理的黄疸であれば、気長に待てばいつか引く・・・らしいのだけど、気長に待ってちゃいけない黄疸もあるのです。
それが、「胆道閉鎖症」という病気の症状として出る黄疸。
約1万人に1人というそれほど多くはない病気ではあるのですが、命にもかかわるぐらい重大な病気。
黄疸と白いうんちとのコンボが、病院で診てもらった方がいい一つの判断基準です。そして、もしそうだとしたら、治療は早ければ早い方がいい。早期発見がものすごく重要なのです。
そういうわけで、
毎日母子手帳にのっている、うんちの色チェッカーと、オムツのうんちを見比べて、不安を募らせる日々。
白くね?
ねえ、白いよね?
いや、これは4と5の間ぐらいの色だよ。
いやいや、3に近い。病院行かなきゃ。
こんな小さい子が病院行って、逆に別の病気もらったらどうするの?
母に、夫に、不安をぶつけながら、涙が頬をつたう。
うんちのついたオムツをテーブルに広げ、うんちを見つめて泣く私。
涙が止まらない。
止まらないよ。
止まったよ!
いつ、黄疸の呪縛から解放されたのか定かではないけど、
なかなか寝つかない息子、おっぱいほしがりすぎな息子、沐浴で毎回泣く息子、とにかく泣き虫が止まらない息子の世話を焼くうちに、いつしか黄疸のことを考える余裕がなくなっていました。
泣いてる余裕もな。
それで、いつの間にか息子の黄疸は消失。
私の産後鬱的な、涙もろさも消失。
ということで、息子、いま、元気に6ヶ月っす!
改めて、チャイルドシート
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出産の痛み
出産の痛みってどんな?って聞くと、「鼻からすいか」って教えてもらうことが多かった。
そんななかで「腰をハンマーで思いっきりぶったたかれてる感じ」っていう人がいて、私はそれが一番近かったように思います。
私の場合(なのかみんなそうなのかわからないけど)は産道から出てくる時よりも、陣痛の痛みの方がずっと強烈で、その陣痛の最終段階は、ほんとに腰がくだけそうなくらいの激痛でした。
北斗晶が、人生で二番目に痛かったのが出産だと言ってたのが衝撃的だったけど(確か3位で頭カチ割れてる)、いいからもう殺してくれ!っていうぐらいマジ級の痛み。あの痛みはやばい。もう忘れかけてるけど、ほんとにやばい。というか、なぜ忘れられるのか謎。
その原因が、なかなか子宮口の開きが進まなかったこと。どんなに陣痛がすごくても、子宮が開かないことにはうむことはできません。しかも痛い、痛いと絶叫する割には、破水すらまだ状態。
そんなわけで、深夜に陣痛が始まってからうまれるまで1日半もかかりました。陣痛と共にほぼ二徹になってしまった二徹目の夜は、ほんとに絶望を味わいました。
あんまり痛くて、あと2〜3センチで子宮口マックスいく!っていう段階までこぎつけたのに、心が完全に折れてしまって、無痛に切り替えてくれって懇願し、断られた(というより、説得された)りする始末。
あと、痛みとたたかいながらもすごいなぁって感動したのは破水。陣痛が始まって丸一日後の深夜に、突然子宮のあたりがぷちんっとなって、生温かい水が大量に流れでてきたんです。
妊婦健診のときに先生が、一番わかりやすい破水はぷちん!って鳴るよって言ってたのを、まっさか〜と思っていたけど、まさにそれだったのです。
そんなこんなでリアルに地獄を見た陣痛とは打って変わって、分娩はあっという間でした。たぶん分娩室に入ってからは、1時間もかからないで生まれたと思います。
便秘の時にうーーん!っていきむような感じで、何度かそれを繰り返したら、じゅるーん!と参上。
出てきた時は、嬉しいのか、なんなのか、よくわからない状態で、とにかく達成感だけ、感じてたことは覚えています。
それで、助産師さんが赤ちゃんを手際よく拭いて、すぐに私の体の上に乗せてくれた時も、「赤ちゃん、あったかいなぁ」って思って涙がこぼれてきたけど、お母さんになったとか、赤ちゃんがかわいいとか、そういう実感はまだ湧いてきませんでした。
嬉しいなぁ、かわいいなぁって思ったのは、興奮と疲れでまったく食欲がわかないけどとりあえずご飯を少しだけ口にして、シャワーを浴びて、赤ちゃんと初めて病室につれてきた時だったと思います。
たぶんすっごく興奮してたから、うんだあとの記憶がちょっと飛んでます。
そんなわけで私は、出産の痛みは「腰ハンマー」に一票です。
うまれました。2ヶ月半前に。
7月末に、予定日より約2週間早く、男の子がうまれました。
おしるしがきたっぽい
本日、37週2日。朝起きてトイレに行ったら、パンツにうっすら血の染みが。ペーパーにも薄い赤茶色の血がつく。
妊娠初期の頃に悩まされて以来の出血。
ナニコレ・・・
胎動は普通にあったので赤ちゃんが生きてることはわかるものの、久々の出血が怖くて病院に電話しました。
お腹が痛い?・・・痛くない!
破水してますか?・・・いいえ!でも下着がなんだか湿ってます、たぶんおりもので。
どうやら緊急ではないっぽいけど、「心配だったら今日これから来ますか?」とのこと。
明日が妊婦健診だったのを1日前倒しして、診察してもらうことにしました。
はじめに内診。今までより奥の方までぐりっとやられた感じ。痛かった。
そのあとに、お腹からのエコー。
心音も綺麗で速さも普通。「赤ちゃんは元気」だけど、先週と大きさがほとんど変わっていなかった。誤差はあるんだろうけど、50gしか重くなってない・・・。
「成長が止まっているわけではないので大丈夫だけど、来週もまた大きくなってないと少し心配かな」と先生。私はもっと心配です。
37週で2350gぐらい。
ずっと小さめって言われてたけど、順調に体重は増えてたから。ほとんど増えてないってなるとすごく心配。私の体重は50g以上増えてたのにもかかわらず。
脂肪を分けてあげたいです。
で、出血の原因。
「子宮口が少し開いてきているので、その刺激か何かで出血に繋がっているらしい」
「子宮口が開いてきてたら血が出るのは特別なことじゃないから、心配はいらないらしい」
そして、わかるはずないよな、と、思いつつも、いつ頃産まれるか聞いてみた。
「いつ産まれてもおかしくない状態ということです」
やはり、微妙かつ当たり障りのない返答。そりゃそうだ。
結局、心配しても仕方ないってことで納得し、最後に初めてのNSTもして、赤ちゃんの元気を確認。
しかし・・・今までずーっと、早く会いたくて、ものすごく待ち遠しかったけど!
いざとなると、
まだ37週なのに。大きさも足りてないのに。
って、もう少しお腹でゆっくり育ってほしいなって思わなくもない。
大きく育っているなら、そりゃあ早く出て来て欲しいのだが。
・・・その後。
家に帰ってからも出血はしばらく止まらず、頻繁な便意も。
出血が止まらないのが再び心配になり、しつこくて恥ずかしいなと思いながらも病院に電話。
「子宮口が開いてたら出血が止まらないのは普通のことだから心配いらない」
「数時間に一度ぐらいずつナプキンを変えなきゃならないぐらい出血の量が多いor陣痛がきたら、病院にくるように」
というアドバイスをもらい、安心できました。
産まれてくる日もかなり近いのかなぁ。
臨月入りました。最近ホラー映画観てない。
今週からついに臨月に入りました。
正産期まではあと一週間あるけど、登山でいうと8合目的な辛さがあった9ヶ月に比べて、終わりが見えつつあるという意味で気持ち的にはだいぶ楽になってきました。
体は辛いけど。腰痛ヤバイです。とはいえ体重増加もヤバいので、意識して歩くようにしてるんだけど、歩き続けてると腰が痛くて泣きそうになる。でも体動かさないと体重ヤバい。アンビバレント。
あと、乳汁(薄い白濁色)が相変わらず止まらず、母乳パッド買いました。
そんなこんなで、最近ふと気づいたこと。
私はホラー映画(特にゾンビもの)がすごい好きで、血みどろギットンギットンでグロいのとかよく観てました。カニバリズムの本を集めたりもしたり(積ん読になってたけど)、悪趣味なものが割と好きでした。
でも、妊娠中期頃からか、ビデオ屋でめっきりホラー棚から足が遠のいています。
やっぱり子供がお腹にいると、映画の嗜好も変わるんでしょうか。代わりによく観るようになったのはコメディ。前から好きではあったけど、ウディ・アレンとかはかなり安定。あと、意外と観てない作品も多かったコーエン兄弟を改めて観たりとか。なんというか手練のコメディ映画が、この子供を宿したからだにはすごく心地いいんです。なぜだろうか。
子供が大きくなったら、一緒にホラー映画観たいです。死霊のはらわたのDVD揃えとかないと。これもほぼコメディだけどな!
出産まであと37日になってた
来週は妊娠9ヶ月の最終週。もうすぐ臨月になります。
34週の健診では、赤子やはり少し小さめとのことでしたが、体重もちゃんと増えてるし順調との言葉を頂きました。
エコーに表示された数字を見ると、足とお腹周り(?)は1週分ぐらい小さいけど、頭だけ3週分ぐらいデカい感じです。妊娠中期の頃までは、頭が小さくて足が長かったんだけどなぁ。旦那の家系もうちの家系もけっこう巨頭の人が多いので、やっぱそういうことなのかも・・・。
そんなこんなで、予定日まであと1ヶ月とちょっととなり、初めての出産というのも現実味を帯びてきました。
それで最近気になってるのが、出産で死んだりするのかなぁ・・・ということです。
日本では20000人に1人ぐらいの割合のようですが、それでも確実に亡くなっている人がいるということ。死因は、「脳出血」が多いみたいです。。
目をつむっていきむと毛細血管が切れて顔が内出血してしまうそうです。それと脳出血は全然関係ないと思うけど、なんだかとても・・・いきむのが怖い。
でもいきまないと産まれないと思うので、どう加減したらいいのか、不安になってます。
はじめてでよくわからないだけに、目の前に迫りつつある出産が怖い。でも、早く赤子には会いたい。揺れる気持ちです(古い)。